車止めポール・バリカー・ボラードの帝金株式会社

車止めポール・バリカー・
ボラードの帝金株式会社
三鷹台駅前広場


三鷹台駅前広場

東京都三鷹市井の頭一丁目

2024年

痛ましい交通事故の被害から命を守るため、帝金は耐衝撃性車止めハイパーボラードを開発し、全国でご好評いただいております。

写真は東京都三鷹台駅前広場です。こちらではボラードおよびチェーン( + バー)柵としてもご採用いただきました。広場は道路法第48条の20に基づく「歩行者利便増進道路」(通称ほこみち)に指定され、地域に明るさと活気が沸いてくることを期待されています。

昨今、ブレーキとアクセルの踏み間違いや歩道への車両乗り上げ事故が多発していることを念頭にハイパーボラードが設置されました。 帝金では「人命を守る」というスローガンを掲げ、現在も実車衝突試験を繰り返しおこなっています。 当初は、基礎の転倒や支柱の破損など期待通りの結果が出ませんでしたが、2019年ようやく一定の強度が確認された業界初の製品開発に成功し、全国の公共事業、複合施設、テーマパークや店舗など様々な場所に多数ご採用いただくようになりました。

支柱内部には細いパイプの集合体が内蔵されています。車両衝突時には内部のスクラムパイプが連続的につぶれるように変形し、衝突エネルギーを吸収して衝撃を受け止めます。また、令和3年3月に発刊された「ボラード便覧」には「H型ボラード(耐衝撃性ボラード)は原則として土中式を選定するとよい」と明記されています。その理由としては「車両衝突時の機能 および 縁石近くの車道側に寄せて設置することができるため、歩道側の空間を広く確保できる点からも有利となる」ことがあげられています。

チェーンバーには、従来のステンレス製品と比べて意匠性・耐候性・除菌性などに優れた電解研磨技術 " BEP "を採用しました。

また、支柱カバーと土中式基礎には高耐食性鋼管(ZAM製鋼管)を使用しているため、優れた耐食性を発揮します。いつ起きるかわからない衝突事故に備える為、長く耐衝撃性能を維持できるように配慮しています。H型ボラードを選択する上で大切なポイントです。

ハイパーボラードは、国土交通省のNETIS(公共工事等における新技術情報提供システム)に登録されています(登録番号 KT-210038-A)。 また、「防護柵の設置基準・同解説 ボラードの設置便覧」に基づき H型ボラードの性能確認試験を行っております。

広場の西側には、幅員10m程度の広い歩道が設けられました。この歩道は、地域の方が日常の小規模なイベントを開催することを見越した計画になっています。

耐衝撃性車止め・ハイパーボラードが交通安全の礎になることを願って止みません。

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